今回は『心』についてです。
西洋医学の心臓と同じ働きもあれば、違う働きもあります。
ただ、東西問わず生命維持にかかわるとても重要なところです。
心には『神』と言われる生まれ持った気があります。
これと食べ物などで後から作られた気が合わさって
『心気』といわれる心を働かせる気ができます。
心は、肝に蓄えられた血を全身に送る役割をします。
西洋医学の心臓と同じですね。
止まることなくずーーーーっと動き続けているので
熱を持ちやすいです。
心が熱を持ちつづけると、血液がドロドロになったり
高血圧、心臓病、動脈硬化などになってしまいます。
そうならないためにも、心気が程よく熱を冷ましてくれます。
心は生命活動にとても大切な蔵なので
古典書物では【君主の官】と言われます。
つまり国を治める王様です。
心が関連する部位として【舌】があります。
心の働きが弱ると、舌がボテッとむくんだり
熱が旺盛になると真っ赤になります。
最近では、新型コロナウイルス感染症の後遺症で味覚障害がありますが
急激な高い熱が何日も続くことによって、心に熱がこもり
支配部位である舌に影響がでていると、東洋医学では考えられます。
呼吸主る肺と、心臓は近い場所にあるためお互いに影響しあうことがよくあります。
これも東洋医学独特の考え方です。
心が一番活発に働くのは、『夏』です。 夏の暑さと、ずっと動いている心の活動的な働きが同じだからです。 熱を持ちやすいので、しっかりと汗をかいて体温調節をしています。 しかし、度が過ぎると【熱中症】になりやすいので水分補給は大切です。 次回は、脾胃についてお話します。
『類経図翼』より
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