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二十四節気 【小寒】1月6日~1月19日
年が明けて最初の二十四節気【小寒】
【寒の入り】、一年で最も寒い日が続くころ
節分までのおよそ30日間がいわゆる【寒の内】で前半の15日間が『小寒』後半の15日間が『大寒』
立春に【寒の明け】を迎えるまで、厳しい寒さが続きます
武道や芸事の「寒稽古」や「寒中水泳」なども寒の内に行われます
また、年賀状の返事が遅くなってしまった、事情によって出せなかった時はこの時期に「寒中見舞い」を書いて出します
おせち料理もおわり日常に戻りつつあるそんな一月七日
五節句の1つ【人日の節句】です
七草粥で今年の無病息災を祈念します
七草を刻んでさっくりと混ぜたお粥は春の香りがいっぱいです
春の七草、言えますか?
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
すずなは蕪、すずしろは大根のことでほかの五種類の草は、道端にもよく生えているごく親しみのある草です
七草粥は太箸でいただくのがよいそうです
小寒と大寒のように二十四節気では「小」と「大」が対になっているものがあります
夏の小暑と大暑、冬の小雪と大雪、小寒と大寒
この「小」は「いよいよ」という意味を持ち、小暑は「いよいよ本格的に暑くなる」、小雪は「いよいよ雪が降り出す」、小寒は「いよいよ寒さが厳しくなる」という具合です
小寒、大寒は寒さがとても厳しい時期ですが空気も水も空もキンと澄んでいます
その様子はとても美しく静かに落ち着いた気持ちにさせてくれます
寒四郎(かんしろう) 小寒から4日目
この日の天候がその年の麦作の収穫に影響があるとされ、麦の厄日とされています
寒九(かんく) 寒の入り(小寒)から9日目
小寒から9日目に汲む水を寒九の水と呼び、1年でいちばん澄んでいる水といわれています
この日に汲んだ水を「寒九の水」といい、寒の内の水は雑菌が抑えられ腐りにくく薬になるとまでいわれており、寒九の水で薬を飲むとよいといわれていたり、お酒の「寒仕込み」の仕込み水として使用されます
この日に降る雨は「寒九の雨」と呼ばれ豊穣の兆しという言い伝えがあります
健康で素晴らしい1年を過ごしましょう
自然・気候の変化は身体の変化
二十四節気ごとに身体を整えましょう
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